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三島の鰻屋「うな繁」──白焼き・うな重・まぶし丼を試す

アストロペンギンらとの伊豆旅行の帰路。もはや恒例となっているうなぎを食すべく、鰻屋に車を向ける。三島から少し離れた清水町、駐車場は何ヶ所かに分散していて停める場所を探すだけでひと仕事だったが、目当ての店の名は「うな繁」。間違いのない一軒なのだが、さて今回はどうかと暖簾をくぐる。

店構えは、ビルなのに和風

外観は立派な和風の門構えだが、よく見ると建物自体はごく普通のビルである。この手の「玄関だけ和風で本体は雑居ビル」という店、地方の道沿いにはよくあるものだ。先にも書いたが、駐車場もあちこちに分散していて、満車なら店の横のスペースに回される。ロードサイド飲食店あるあるだ。

いざ、入店。案内されたのは、二階の座敷は畳敷きの広間にテーブルと椅子だ。清潔感はきちんとしていて、トイレも掃除が行き届いている。1年前に訪れた時と変わらず奇麗さだ。

白焼、まずはそのままで

最初に来たのは白焼。タレをまとわせず素で勝負してくる料理だけに、鰻そのものの質が丸見えになる一品である。わさびと塩、両方でつまんでみたが、皮はパリッと、身はふっくら。ごまかしが利かないぶん、逆に信頼できる。惜しむらくは今が昼ということ。夜なら片手に一杯持っていただろう。

運転手じゃないんだし、飲んでも良かったんじゃ?

KAMEは昼から飲まないのだ

王道のうな重

カニ族が注文したうな重。オーソドックスな鰻重だが、カニ族曰く、焼き加減がふわりと蒸されながら端は少しカリッとしていて、これがなかなか絶妙だったとのこと。名古屋の名店のような重厚な甘さではなく、たれは思ったより控えめ。追加でお願いすれば無料で足してくれるあたり、ケチ臭さは無い。

焼き加減が最高でした

来年はうな重を試すか

上まぶし丼、ひつまぶし方式

KAMEとアストロペンギンが頼んだ上まぶし丼。名古屋のひつまぶしに近い発想で、最初からネギが載った丼を茶碗によそって食べる方式だ。わさびと海苔を添え、〆は徳利の昆布茶をかけてお茶漬けにできる。ひとつの注文で3つの食べ方が楽しめる構成は、正直よくできている。

損得を計算してみる

ひとりあたりの予算は5,000円。鰻という食材の相場を考えれば、決して安い部類ではない。ただし特筆すべきは、気になる点が実質見当たらなかったことだ。たれの薄さも「追加無料」で帳消しになるし、身の質・焼きの技術ともに値段相応、というよりむしろ値段以上だった。やはりこの店は死角がない。

結論

白焼・うな重・ひつまぶし系、鰻の食べ比べをまとめてやりたい人にははずれの無い店だろう。三島で鰻というと行列店を思い浮かべる人も多いだろうが、駅から離れているぶん、並ばずに座れるのは地味に大きい。また来たい店の一つだ。

店舗基本情報

項目内容
店名うな繁
ジャンルうなぎ
住所静岡県駿東郡清水町伏見239-3
アクセス大岡駅より約1.4km/三島広小路駅より約1.5km/東名沼津ICより約5km
営業時間火〜金 11:00-13:45・16:30-19:45/土日 11:00-13:45・16:30-19:30 ※食べログ情報のため要確認
定休日情報元により表記が割れている(食べログ:月曜定休/公式:火曜定休。要確認)
席数160席(テーブル80・座敷80)
予算(ひとり)3,000〜4,999円(訪問時実績:約5,000円)
電話055-975-6879
駐車場あり(店前・横20台以上、第二駐車場もあり)
訪問日時2026年6月21日 12時
混雑駐車待ちが発生することもある

※情報は食べログ・公式サイト参照(2026年7月時点)。

総合評価

★★★★★★★★☆(8/10)

白焼・うな重・まぶし丼と三様の食べ方を一軒で試せて、しかも欠点らしい欠点が見当たらない。5,000円という値段は、この内容ならむしろ安いくらいだ。

  • この記事を書いた人
KAME

KAME

省エネ志向のカメ。見た目そのまま緩慢ないきもの。普段からマイペースだが、食にはうるさい。LEGOやゲームもたしなむがやっぱり動作はのんびり。たまに腕時計も巻いている。

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