グルメ

新宿地下街のとんかつ「和幸」──ヒレカツ定食を試す

新宿の地下街、サブナード。会社帰りに小腹ではなく、しっかり腹を満たしたいときがある。財布に優しく、すっと入れるとんかつ屋を探して、地下の「和幸」にたどり着いた。

地下街だから、迷わない

サブナードの中でも角地にあるおかげで、迷うことはなかった。地上の店に比べれば外観に個性はないが、その分わかりやすい。ちなみに、外観の写真は撮り忘れた。地下街の店というのは、存在自体が「外観」のようなものだと自分に言い聞かせておく。

店内は広め、ただし床が滑る

店内は広く、席の間隔も詰まりすぎていない。清潔感はある。席の座り心地も快適だ。ただしとんかつ屋の宿命か、床がところどころ滑る。トイレが店内になく、サブナードの共用トイレまで歩かされるのも、地味な減点材料である。

肝心のカツは、値段以上に仕事をしている

注文したのはひれかつ御膳(2,130円)とロースかつ御膳(2,450円)。ころもはサクッと揚がっていて、金属の網に乗ってくるため油でべたつかない。

断面を見ると火の入り方はちょうどよく、淡い桃色の肉がしっとりしている。ひれ肉は硬すぎず柔らかすぎず、噛むと肉の脂がじわりと染み出してくる。これで二千円そこそこなら、十分に元は取れていると言っても過言ではない。

お代わり自由という、揺るがぬ安心感

ご飯、キャベツ、しじみ汁はお代わり自由。ソースは基本のとんかつソース一種のみで、こだわり派には物足りないかもしれないが、味変には味噌だれと大根おろしが付く。ライスとキャベツばかりお代わりすると、肝心のカツが先に尽きるという本末転倒も起こりうるので、腹に自信のある諸氏は単品を一枚足すくらいの心構えでいくのが賢い。

塩派としてはいろんなタイプの塩で楽しみたかった…

塩分の取りすぎはだめだよ!

結論:チェーンの安定感を侮るなかれ

個人経営のとんかつ屋で三千円台を払うのと比べれば、この店は明らかに安い側にいる。それでいて衣・肉質・揚げ具合はどこも手を抜いていない。チェーン店だからと侮ると、足元をすくわれる。地下街の立地と床の滑りやすさ、共用トイレの遠さを差し引いても、また寄りたい一軒だ。

店舗基本情報

項目内容
店名とんかつ 和幸 サブナード新宿店
ジャンルとんかつ
所在地東京都新宿区歌舞伎町1 新宿サブナード地下街
アクセスJR新宿駅東口より徒歩2分(新宿サブナード内)
営業時間11:00〜21:30(年中無休)
席数58席(カウンター・テーブル)
予算昼・夜とも1,000〜1,999円(訪問時は一人2,000円程度)
電話03-5269-0433
支払いクレジットカード可(電子マネー・QR決済不可)
訪問日時6/10 ディナー

※情報は食べログ参照(2026年6月時点)。

総合評価

★★★★★★★☆☆(7/10)

味・コスパともに安定。減点は床の滑りやすさとトイレの遠さくらいのもので、チェーンのとんかつ屋としては十分に勝ち組の一軒だ。

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KAME

KAME

省エネ志向のカメ。見た目そのまま緩慢ないきもの。普段からマイペースだが、食にはうるさい。LEGOやゲームもたしなむがやっぱり動作はのんびり。たまに腕時計も巻いている。

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