鹿児島交通空港リムジンバス 志布志→霧島市役所前
JR日豊本線 国分→鹿児島
志布志駅やその周辺を見て廻るのもそこそこに、仕方なく駅前のバス停でバスを待ちます。バスは鹿児島交通のバスで、15時29分発です。志布志発鹿児島空港行きの急行タイプのバスということで、念のためバス停でも確認。空港行きのリムジンバスですが、普通に途中区間でも乗降ができるようです。日南線が志布志駅へ到着するのが15時14分着なので、残念ながら駅から離れた場所へは行けない感じ。ちなみに恐らくバスは鉄道の接続待ちはしないと思うので、鉄道が遅れてしまっても時間通りに出発するものと思われます。
もし乗り遅れても、15時44分に志布志駅発垂水港行きのバスがあり、垂水港でフェリーに乗り継げば鹿児島鴨池港へ18時15分くらいに着けますよ。
また最悪日南線を折り返せば、日豊本線の終電で何とか鹿児島には行けます。0時過ぎちゃいますが。

駅前ロータリーで、移転する前の旧志布志駅のほうをぼんやり眺めていると、しばらくしてバスがやってきました。
あ、リムジンバスと銘打ってはいますが普通に路線バスの車両なんですね。うーん、これに2時間近く乗り続けるのは、なかなか。
路線バスの車両なので、当然お手洗いは付いていないです。志布志駅に綺麗なお手洗いがあるので、発車前に済ませておきましょう。また、あまり乗る前に飲み物をがぶ飲みしないようにご注意を。
ついでにその道の方のために申し上げますと、スペースランナーRA(たぶん)の中扉が4枚折戸タイプ、しかも幕車でした。

ルートとしては志布志から大隅半島の付け根を横断する形で、霧島市の国分駅までは地図上でほぼ一直線に進むようなルートです。
この地域は桜島が噴火した際に、西風に乗って火山灰がよく降ってくるような地域ということになりますね。
周囲には林と畑でいっぱいのシラス台地が広がり、時折地元の人の乗降がある以外は数人の乗客を乗せて、ずっと似たような景色の一般道を快走します。
…
うとうとしていると、いつのまにか次は降りようと思っていた霧島市役所前。乗降ボタンを押して降ります。たしか1750円だったかな。この時は現金をちょうど持っていましたが、このバス路線では交通系ICカードは使えない、車内での1000円札の両替は旧札しか対応していない、高額紙幣は未対応などと色々制限があるのでご注意を。

次は国分駅へ向かい、日豊本線に乗車して鹿児島駅に向かいます。
ちなみに今回降車したのは霧島市役所前のバス停でしたが、この2つ前に国分駅入り口というバス停もあります。
歩く距離としては霧島市役所前のほうが短いのですが、国分駅入り口からだと1本道を直進するだけで駅に着くので、わかりやすい方が良いという方はそちらでも良いかもしれません。またこの2区間が市街中心地のため、バスの通る道路が多少混みあうこともあるかもしれないです。

霧島市役所前のバス停から国分駅は、信号も渡り徒歩で10分くらいでしょうか。国分駅は特急列車も止まり、当駅で鹿児島方面に折り返す普通列車も多数設定されていて、地域の中心となっている駅のようです。ちょうど列車が着いたタイミングなのか、学生さんが大勢駅舎から出てきては路線バスやお迎えの車に乗り込んでいました。
ちなみにバスが霧島市役所に到着したのはほぼ時刻通りの17時過ぎだったのですが、このあと乗る列車は当駅17時29分始発の鹿児島中央行き普通列車です。よっぽどバスが遅れたりバス停から道に迷ったりしない限りは、問題無く乗り継げるかと思います。お手洗いも駅舎のすぐ横にありました。
ちなみに17時54分発の特急鹿児島中央行きもあって、それに乗れば鹿児島駅に普通列車の17分後に着けますよ。もちろん特急料金が別途必要になりますが。

改札を通り、乗る列車は817系を2本つないだ4両編成。地元の方、特に学生さんの利用がかなり多いです。ちょうど帰宅時間帯でしょうか。ちなみに国分駅から鹿児島駅間は交通系ICカード(sugocaやsuicaなど)が使用できる区間です。やはり便利。
発車後、隼人加治木でどんどん車内も混みあい、ロングシートに座っていたので車内で写真を撮れるような感じではなく。しかし日南線とは違い、こちらは特急列車も走る電化された主要幹線のため、物凄く快調に飛ばします。途中からは錦江湾スレスレを、桜島を眺めながら進む区間もあり、車窓は至って良好です(この日は雨のため桜島はあまり見えませんでしたが)。
列車は順調に走り、最近新しく作られた仙厳園駅にも停まり、体感あっというまに鹿児島駅に到着。時刻は18時13分着で、当初の予定通りに着くことができました。
というわけで最後のほうはあまり写真が撮れませんでしたが、宮崎から鹿児島へ、日南線志布志経由で行く列車の旅でした。
特急列車で一気に行けば2時間程度の道のりを、列車とバスを駆使して7時間半もかけて移動のみするという何ともマニアックな行程ですが、車窓が南国海岸、田園風景、峠越え、旧国鉄ターミナル駅、シラス台地上、錦江湾岸と、宮崎鹿児島要素満載のコースです。
JR日南線の去就も気になるところなので、ご興味のある方は行けるうちに行くのが吉かと思います。
ただし注意点がありまして、このコース、道中で食事したり買い物できるチャンスがかなり少ないということです。時間通りだと油津で乗り継ぎ時間が40分ほどあるので、この間に改札外に出て急いでコンビニやスーパーで買ったりもできるのですが、今回みたく列車が遅れるとそれもできなくなります。なので、少し早めの昼食を取り、列車に乗り込むのがオススメですよ。
ローカル線の旅は充分に準備しておかないと、飢えと渇きに苦しむことになっちゃいます。
トイレに行ける場所とタイミングを確認しておくのも重要です。

さてここからは市電で今日の宿に向かいます。さすがに乗りつかれた~!